やばい・・・健康診断の結果こんなに悪くなっている・・
そう感じたらまずは日々の食生活から見直してみませんか?
特に現代人に足りないと言われている
コレステロール
悪玉コレステロール(LDL)の値が高いと動脈硬化や心筋梗塞といった病気を引き起こしやすくなります。
特にLDLが酸化されてできる酸化LDLが大きな問題となります。
女性の場合、更年期や閉経後に女性ホルモンのエストロゲンが減少するために、
コレステロール値が高くなりやすくなる傾向があります。
コレステロールを下げるためにはコレステロールの摂取を抑えることと、
抗酸化作用のある成分を摂取することでLDLの酸化を防ぐことが大切です。
コレステロール値を下げるサポートをしてくれる栄養素
- 食物繊維
- 抗酸化作用のあるポリフェノールなど。
- 大豆たんぱく質
- DHAやEPAなどのオメガ3系不飽和脂肪酸
高血圧
成人の4分の1が高血圧だと言われています。
高血圧は一般的に塩分の取りすぎによって引き起こされることが知られていますが、
その他にも喫煙や運動不足、メタボリックシンドロームなどがあります。
血圧が高めの方はカリウムを多く含む食事をするのがおすすめ。
カリウムは体内の過剰なナトリウム(塩)を排出するため、塩分の過剰摂取による血圧の上昇を防ぐ作用があるからです。
高血圧の方にはカリウムを多く含んだ食生活を
高血圧の原因である過剰なナトリウムを体外へ排出するために力を発揮してくれるのがカリウムです。
このカリウムを豊富に含んでいる食事を摂ることで、高血圧の改善や予防が期待できます。
尿酸値&中性脂肪
尿酸値
血液中の尿酸値が高い状態が続くと高酸尿血症や通風を発症するリスクが高まります。
太っている人(肥満気味の人)ほど尿酸値が高くなる傾向があるので、節制と野菜中心の食事を心がけることが大事です。
中性脂肪
肥満気味の方や糖分や炭水化物を多く摂取しがちな方は中性脂肪が高くなりがちです。
具体的には食べ過ぎ、飲みすぎ、運動不足、これが大きな要因となります。
中性脂肪が高くなると動脈硬化などのリスクが高まるので、放置は禁物。
食事や運動不足を見直すところから始めることが大切です。
尿酸値や中性脂肪を減らすには野菜中心の食事を
中性脂肪を減らすには肉や脂肪中心の食事を改め、野菜中心の食事にシフトするのがベストですが、
日々の生活の中で急に改善ができないという方は緑黄色野菜が手軽に摂れる青汁を飲み始めてみるのはいかがでしょう。
血糖値が高い
日本人の2000万人以上が糖尿病、または糖尿病予備軍だと言われていますが、
血糖値が高めの人は第一に食生活を見直して糖尿病の発症を抑えるために、
血糖値のコントロールが重要です。
また、ビタミンB2を積極的に摂ることが推奨されます。
それは、ビタミンB2に動脈硬化などの合併症を予防するはたらきがあるからです。
桑の葉は食後の高血糖を抑えてくれる
桑の葉は亜熱帯の山に生息する植物です。
古くから漢方としても利用されており、糖尿病の予防や改善のための生薬として重宝されてきました。
桑の葉にはDNJ(1-デオキシノジリマイシン)と呼ばれる食後の血糖値の上昇を抑える働きがあることが確認されています。
⇒血糖値が気になる方におすすめの桑の葉を原料とした青汁がおすすめ。
肝臓(γ-GDP)の数値が悪い
アルコールを良く飲む方は、この数値にびくびくしている人も多いのではないでしょうか。
ガンマGDPは肝臓内にある酵素のことで、
アルコールの多量摂取などによって肝細胞が壊れると血液中に流れ出てきます。
なので、血液中のガンマGDPの量が多い(数値が高い)人ほど、
肝臓が深刻なダメージを受けていることが分かるのです。
γ-GDPの値を改善するのにおすすめの野菜
体内の解毒酵素を活発にする働きがあるのが、
ブロッコリーやキャベツ、かいわれ大根などに含まれるスルフォラファンと呼ばれる物質です。
解毒酵素が活発になることにより、肝臓の負担も減ります。
ラットを使った研究により、スルフォラファンを摂取すると肝炎を抑制する研究結果も出ています。