青汁 原料

青汁基礎知識

 

まずは、青汁の基礎知識から勉強しましょう。

 

青汁は緑黄色野菜のしぼり汁ですが、
主に配合されている野菜によってまずは2種類に大別されます。
それが、

 

  1. ケール
  2. 大麦若葉

 

この2つです。
ほぼすべての青汁製品がこのどちらかを主原料としていますし、
両方配合されている青汁もあります。

 

大麦若葉の青汁の特徴とおすすめな人

 

とにかく飲みやすいものが良いという方は大麦若葉を使ったものがおすすめ。
抹茶風味など飲みやすくされているものもあるので、そいったものを選んでみましょう。
また、大麦若葉は不溶性食物繊維が豊富で腸をお掃除して便通を良くしてくれる働きもあります。

 

大麦若葉の青汁の特徴
  • 消化器官の掃除をしてくれる食物繊維が豊富
  • クセや青臭さがなく飲みやすい

 

大麦若葉の青汁がおすすめな人
  • 野菜不足を感じていて便秘も気になる人。
  • できるだけ飲みやすくて続けやすい青汁を探している人。

 

ケールの青汁の特徴とおすすめな人

ケールが主原料のものは野菜特有の青臭さやえぐみなどが大麦若葉よりも強いです。
なので、人によっては続けるのがなかなか難しいという方もおられます。
ケールにはカロテノイドやルテインと呼ばれる抗酸化作用の強いフィトケミカルが含まれています。

 

ケールの青汁の特徴とおすすめな人
  • カロテノイドなど抗酸化作用の強いフィトケミカルが豊富。
  • 青臭さやえぐみが強く一般的な青汁のイメージに近い。飲みにくいが、この味でないと満足できない人も多い。

 

ケールの青汁がおすすめな人
  • 味は多少飲みにくくてもいいが、緑黄色野菜の栄養がたっぷり入ったものがいい人。

 

青汁に含まれるその他の栄養素

 

明日葉

 

明日葉は非常に強い生命力のある植物として知られていて、
芽を摘んでも明日には育っていると言われるほど成長が早いことで知られています。

 

そんな生命力の強さから日本で古くから不良長寿の薬として重宝されてきました。

 

モロヘイヤ

 

モロヘイヤは古代から野菜の王様と呼ばれてきて、
βカロテンやビタミンE、ビタミンKなどが豊富です。
また、強い抗酸化作用を持つケルセチンと呼ばれるポリフェノールも含まれているため、
動脈硬化の予防などに力を発揮してくれます。

 

ゴーヤ

 

ゴーヤはビタミンB1やビタミンC、カリウムなどが豊富です。
ビタミンB1が不足すると乳酸が蓄積され、疲労感が増します。

 

桑の葉

 

桑の葉にはビタミンAやB1、B2、マグネシウムに亜鉛、カリウム、カロテンなど、
ビタミンやミネラルが豊富に含まれています。
血圧を下げる働きのあるGABAや血糖値を下げるデキオシノジリマイシンという物質も含まれています。

 

長命草

 

長命草は沖縄などの温暖な地域で育つ野菜で、
抗酸化作用が強く尿や血流など体の巡りを良くする力があるとされています。
その名の通り、沖縄では長寿の源として重宝されてきました。

 

その他

 

ミドリムシ

 

ミドリムシは別名ユーグレナと呼ばれ、
動物としての機能を持ちながら、同時に葉緑体を持って光合成もするという、
植物としての特徴も持った珍しい生物です。

 

植物でありながら動物としての性質も持っているため、
野菜と肉のどちらの栄養素も摂取することができます。
(ビタミンB1、B2、B6、B12、E、葉酸などのビタミンや鉄、マグネシウム、亜鉛などのミネラルを豊富に含む。)

 

乳酸菌

 

青汁の中に乳酸菌がプラスされている製品もあります。
青汁に豊富な食物繊維と乳酸菌の力で腸内環境の健全化が期待できそうです。
特にすっきりしたい方におすすめですね。

 

青汁の野菜は国産?外国産?

 

また、青汁の原料の野菜についてですが、
原産地が日本でないものも多くあります。

 

日本以外では中国産などが多いのですが、
やはり安全性の面から気になるという方は国産の野菜を使っている青汁を選ぶのがいいでしょう。