サントリーから出ている青汁、「極の青汁」。
サントリーというネームバリューもあってか、ネット上ではけっこう人気のようです。
今回は、この極の青汁について気になる栄養素やおすすめできる人、
できない人などを紹介していきたいと思います。
極の青汁の全成分
- 大麦若葉
- マルチトール
- フラクトオリゴ糖
- ガラクトマンナン(食物繊維)
- 明日葉
- 抹茶
- 煎茶
- 酵素処理ルチン
極の青汁の詳細
大麦若葉、明日葉の2つが青汁に含まれる主な野菜。
マルチトールは人工甘味料。
フラクトオリゴ糖はアスパラガス、ねぎ、にんにくなどに含まれる天然の甘味料。
ガラクトマンナンも豆類などに含まれる天然の甘味料です。
この3つの甘味料と、それに煎茶と抹茶も加えて青汁のえぐみや苦みをマイルドにしているのでしょう。
最後に気になるのが酵素処理ルチンというもの。
酵素処理ルチン
ルチンはおそばに多く含まれる栄養素。
ビタミンPの仲間です。
ルチンはもともと水溶性のビタミンですが、酵素処理をすることでより水溶性を高め、
人体に吸収されやすく加工されています。
作用としてはビタミンCの働きを助け、毛細血管を強くしてくれるパワーを持っています。
そのため、高血圧予防や動脈硬化予防などに効果が期待されています。
大麦若葉は鉄分やカロテノイド、SOD-酵素などを含み、
高い抗酸化作用と豊富な食物繊維が特徴です。
また、明日葉にはビタミン類や食物繊維、カリウムや鉄分などのミネラル類も豊富に含んでいます。
さらに、明日葉独自の栄養成分としてカルコン、クマリンといったポリフェノールが含まれており、
利尿作用を促すためむくみ解消の働きがあると言われています。
ケルセチンプラスを独自に配合
サントリーの極の青汁の特徴として、
ケルセチンをより体に吸収されやすい形(通常のケルセチンと比べて120倍)にしたケルセチンプラスが独自に配合されています。
ケルセチンとは、かんきつ類や玉ねぎなどに含まれるポリフェノールの一種で、
抗酸化作用に優れているとされています。
緑茶、煎茶と甘味料で飲みやすさをカバー
上でも紹介しましたが、極の青汁には緑茶や煎茶、そして甘味料が加えられており、
比較的飲みやすい青汁といえそうです。
ただし、飲みやすさよりも栄養価を重視する方は、
甘味料などが添加していない本格的な青汁の方がおすすめです。